暮らし

楽天証券のポイントサービス変更点【他社移管も考える】 

楽天証券のサービス内容の変更が、2022年4月1日より順次行われます。
この変更により,SBI証券への移管を検討する記事を見かけます。
私も検討してみました。

楽天証券のポイントサービス変更点【他社移管も考える】

サービス変更の内容

改定の内容は、投信積立の楽天カード決済でのポイント還元率の変更、SPUの変更、投資信託資産形成ポイントです。

投信積立の決済方法によるポイント還元率の変更

変更前:
楽天カードクレジット決済で1%還元

変更後:
楽天キャッシュでの購入で0.5%還元
 または
楽天カードクレジット決済で0.2%還元
(一部商品では1%)

SPUの条件変更

変更前:
500円以上のポイント投資(投資信託)
でSPU+1倍

変更後:
・楽天証券で「楽天ポイントコース」の選択
・楽天銀行との口座連携(マネーブリッジ)
を設定した上で、
 月合計3万円以上のポイント投資
  投資信託 の購入    :SPU+0.5倍
  米国株式 購入 円貨決済:SPU+0.5倍          

ポイント投資とは、投資商品の購入に楽天ポイント(通常ポイント)を1ポイント以上使うことです。

投資信託資産形成ポイント

投資信託資産形成ポイントの進呈条件について
変更前:「一定の残高を保有している場合」ポイント進呈

変更後:「一定の残高をはじめて達成した場合」ポイント進呈

実質上の廃止と言っていいと思います。

楽天証券か、他社への移管か

私の現状は以下の通りです。

  • 楽天証券を利用
  • つみたてNISA 年間40万円 
  • つみたてNISA は楽天カードでクレジット決済
  • 楽天市場での買い物 毎月10万円(税込)

結論からいうと、
「楽天証券をこのまま利用する」です。

クレジット決済を「楽天キャッシュ決済」に変更する前提で、
以下で、楽天証券とSBI証券で検討しました。
2022年8月からの1年間での比較です。

投信積立の決済方法で得られるポイント

楽天証券
 楽天キャッシュ決済
 33,333円 × 0.5% × 12カ月 =1,992
 楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン
 2022年8月~12月
 33,333円 × 0.5% × 5カ月 = 830

SBI証券
 33,333円 × 0.5% ×12カ月 = 1,992
 1~2%の還元を受けるには、年会費5,500円~のクレジットカードが対象です。

SPUによるポイント

楽天市場での買い物
 90,909円(税別) × 0.5% ×12カ月 = 5,455

投信マイレージ

SBI証券では、投資信託の月間の平均保有金額に応じてポイントが付与されます。
つみたてNISAがスタートした2018年1月からの残高を200万として、
 200万 ×0.2% (÷ 365日× …) ≒ 4,000

まとめ

楽天 1,992 + 830 + 5,455 =8,277
SBI 1,992 + 4,000=5,992

できる限りの対策をしながら、楽天証券を使って様子を見ることにします。